名前
img_cat - イメージファイルのコンテンツを出力する
書式
img_cat [-i imgtype] [-b dev_sector_size] [-vV] [-s start_sector] [-e stop_sector] image [images]
説明
img_catはイメージファイルのコンテンツを出力する。rawタイプでないイメージファイルには埋め込みデータとメタデータが含まれている。img_catはメタデータだけを出力する。埋め込まれたフォーマットからrawデータに変換したり、パイプを使って出力を適切なツールに送ることによりデータのMD5値を計算することができる。
引数
- -i img
- イメージファイルのタイプをrawのように指定する。引数に"-i list"を指定するとサポートされているタイプのリストを出力する。このオプションが与えられなければ、自動検出を実行する。
- -b dev_sector_size
- デバイスのセクタサイズをバイト値で指定する。このオプション指定がない場合はイメージフォーマットで利用されている値か512が指定される。
- -s start_sector
- 開始セクタ番号を指定する。
- -e stop_sector
- 終了セクタ番号を指定する。
- -v
- 詳細情報出力モードにする。内容は標準エラーSTDERRに出力される。
- -V
- バージョン情報を表示する。
- image [images]
- -iで指定した形式のディスク(パーティション)イメージを指定する。イメージが複数に分割されている場合は複数のファイル名を指定することができる。もし1つだけ指定されて、かつそれが連続する名前の先頭(例えばファイル名が'.001'のように終わっている)であった場合、後続のイメージは自動的に含まれる。
著者
Brian Carrier <carrier at sleuthkit dot org>
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